「今日の夜ご飯…どうしよ…」
仕事帰り、疲れきった頭の中で、ふと、どうしても考えなくてはならない夕食のことに頭を使う。
帰って、家に何か食べるものがあるわけでもないし(わさびとか調味料ぐらいはあるけど)、あってもパッとは食べられない。ご飯とか弁当を買うにもスーパーに行かなきゃいけない。でも、体も心も頭も疲れていて、行きたくない、がすごい勢いで押し寄せてくる。
でも、食べないとお腹減って眠れないだろうし…と思って、結局は重い体と心に鞭打って、スーパーに弁当を買いに行く。
何かいい弁当ないかな…できれば美味しいやつ…と探すけど、あんまり変わり映えしない弁当たち。しかも、これ、量足りるのか?なんか栄養も微妙そうだし、なんかこれで買うのもな…でも買わないと食べるもの無いし…
仕方ない。弁当買うか。
と思って手に取った弁当。レジまで持っていくと、予想通り。この時間はレジが混む。地味に長い。別に待っていられないディズニーのアトラクションほどでは無いけど、疲れた今の自分にとってはジミに辛い。行列レジを疲れた…はよ帰りたい…なんて思いながら、やっと自分の番。
弁当を買って、レジぶくろに入れて、手に持ちながら、さぁ、やっと帰るぞ…!スーパーに行ったことで少し遠回りした帰り道を何とか音楽聴きながら乗り越えて、家に到着。やっと帰ってきたぁ〜…!
スーパーで買ってきた弁当を早速電子レンジに入れて、チンッ。想像を超えてこないあの弁当の美味しさ。美味しくはあるけど。うん、ごちそうさま。納得がいかない夕食。
こんだけ頑張って買ってきたのに…そんな風に思ってました。
きっかけは、推しの配信でした
こんな生活、嫌じゃないですか?
とりあえずで食べている毎食。疲れていても自分の体のために食事を用意しなきゃいけない、縛られる時間と気力。「ご飯を食べる」という当たり前だけど、多くの人が毎日行うこの行為。この大変さを払拭できたら。もし、簡単に、余計な気力や労力をほとんど使わず、美味しいご飯が食べられたら。
本当にたまたまだったんです。好きなVTuberが三ツ星ファームの案件配信をしていました。
いつも通り、疲れた心と体で、ひとまず癒されたくて、なにか推しの動画がないかと開いたら、三ツ星ファームの動画がありました。いや、ライブ配信中だったかもしれません。
僕もご飯食べなきゃだし、でも気力ない。床に座り込みながら、推しの配信を10分ぐらい眺め、いや、さすがに動こう。
当時は、炊飯器で3日前に炊いた5合のご飯の残りを茶碗によそって(よそうっていうか、分かる人には分かると思うけど、ご飯がゴンって固まっている、その塊を箸で持ち上げて、茶碗にのせて)、卵をかけて、醤油をかけて、、、まぜまぜ、、、ぱく…ぱく…。ご馳走様。
ひとまずお腹は少しは満たせたし、卵というタンパク質もとったし。まぁ、ひとまず。夕食の満足度は推しの動画で補っていました。
そして、卵かけごはんを食べた後も三ツ星ファームの案件配信をやっている推しを眺め、推しが美味しそうに食べているのを見て、いいな〜。
確かに楽だろうけど。栄養も確かに摂れていそう?だけど。高いんだろうし、ぶっちゃけ本当に必要な栄養を摂れているのかなんて分からないし、推しは美味しそうに食べてるけど、スーパーの弁当と大差ないんだろうな。てか、冷食(冷凍食品)だから、なんならフニャッとして美味しくなかったり、あの冷食どくとくの冷食感もあるんだろうな。
でも、、、まぁ、推し活として、推しが食べていたあのタルタルソースのサーモンフライは食べてみたいかも。推しと同じ食事は味わってみたい。
そう思って、三ツ星ファームを動画を見ながら調べて、購入しようって思ったら…推しとのキャンペーン期間終了しとるやんけ(ってことで、書きながら思い出しました。アーカイブを見てますね)。
まぁでも、タルタルのサーモンフライは美味しそうに食べてたし、食べたいかも。推しがオススメいうてたし。そう思って、購入を試みました。
最初、たしか初期登録がいろいろと必要だったと思いますが、あんまり覚えていないくらいには大変ではありませんでした。手続きを進めていくうえで、7食・14食・21食の契約コースがあることを知り、7食だと1食800円台後半だったので、さすがにと思って14食コースを選択。
メニューは推しの配信でも言ってたけど100種類以上から選べて、14個選ぶのは大変だったので、推しが配信で紹介していた二、三個のメニュー以外はおすすめを選ぶ機能があったのでそれで選択。魚のメニューが入っていたけど、そのときの気分が肉だったので、魚メニューはサーモンフライだけにして、二、三個はずして、肉メニューに変更して注文。
と思ったのだけど、今注文すると、届くのが木曜日になることが発覚。冷凍食の宅配便なので、必ず受け取れる日じゃないと厳しい。ということで、この日は購入を断念しました。
な〜んだ。
って思いながら、三ツ星ファームのアプリの画面を閉じ、床に座りながらぐったりしていると、あれ、でも、もしこれで本当に時間が短縮されて、退勤後にスーパーに買い物行ったり、自分で料理作ったり、食器を洗う必要がなかったり、なのに、管理栄養士やミシュランシェフが監修して、栄養がバランスよくしっかり摂れたり、タンパクもとれたり、もし本当に美味しかったら、、、
最高じゃね?
そう思って、後日、土曜日に着くように三ツ星ファームの宅配をスタートさせました。
そもそも、なんであんなに面倒だったのか
実際に使い始めてから、あらためて考えたことがあります。
なんで自分は、あんなに夜ご飯が面倒だったんだろう、と。
食べるだけなのに。ただその日の夜ご飯を食べるだけなのに。
献立考えて、スーパー行って、選んで、レジ並んで、持って帰って、温めて、食べて、片付けて。
…多すぎる。工程が。
自炊が続かないのは自分の意志が弱いからだと思ってました。でも、たぶん違う。疲れ切って帰ってきた頭に、この工程を全部やらせようとしていたのが無理だっただけ。今日の分の気力なんて、もう会社で使い切ってるのに。
時短だけじゃない。「やらなきゃ」が消える価値
ここが、この記事で一番書きたかったことです。
正直に言うと、僕はかなりのめんどくさがりです。料理を作ること自体は好きなのですが、「作らなきゃ」「洗わなきゃ」という義務になった瞬間、途端に動けなくなる。
一人暮らしあるあるだと思うのですが、こんな悪循環がありました。
疲れて帰宅する → 洗い物をする気力がない → 「後でやろう」と水につけて放置 → 数日でシンクの水が濁って部屋が臭い → 疲れているのに「さすがに洗わなきゃ…」と葛藤しながら重い腰を上げる。
しかもやっかいなのが、洗い物は実際には15〜20分で終わるのに、やる前の体感では「30分はかかりそう」と重く見積もってしまうこと。この見込み時間の重さで、動けなくなるんです。
最近よく言われる「ウィルパワー(意志の力)」の話で、人はやるべきことを頭の片隅に抱えているだけで、脳の容量を消費し続けるそうです。実際に手を動かしていなくても、「洗い物が残ってる」と意識しているだけで、静かに疲れていく。
三ツ星ファームを取り入れて一番良かったのは、実はこの「食事にまつわる”やらなきゃ”を、頭の中から丸ごと消せた」ことでした。
浮いたのは時間だけじゃなく、脳の空き容量と、心の軽さだったんです。
工程を1つ減らすというのは、単なる時短ではありません。「気にしなければいけないこと」を人生から1つ減らすこと。その余白を、自分が本当にやりたいことに使える。これこそが、一人暮らしを”仕組み化”する本当の意味だと思っています。
あの日の自分に、教えてあげたい
床に座り込んで、3日前のご飯の塊に卵をかけていた自分に教えてあげたい。
夜ご飯って、あんなに頑張らなくてよかったんだよ、と。
自炊が続かないのは、あなたが怠けているからじゃありません。工程が多すぎるだけです。だったら、意志を鍛えるんじゃなくて、工程の方を減らせばいい。
一人暮らしの生活は、こうやって一つずつ「仕組み化」していけます。
なお、実際に三ツ星ファームを頼んでみて、味はどうだったのか、料金はいくらか、冷凍庫に入るのか、時間はどれだけ減ったのか。そのあたりの具体的な話は、別のレビュー記事に正直にまとめています。気になる方はそちらもどうぞ。
「食べる」の仕組み化について、全体像をこちらの記事でまとめている。あわせて読んでみてほしい。
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