カテゴリー: 食べるシクミ

  • 一人暮らしの食事を仕組み化する完全ガイド


    「一人暮らしを始めてから、食事だけが妙にうまく回らない」。そう感じたことがある人は多いと思う。掃除や洗濯は、多少手を抜いてもそこまで実害はない。でも食事だけは、サボると体調に直結する。かといって毎日きっちり自炊するのは、想像以上に負荷が高い。

    このブログでは、一人暮らしを「気合」ではなく「仕組み」で回すことをテーマにしている。中でも「食べる」は、一番エネルギーを消耗しやすいのに、一番仕組み化が後回しにされがちな領域だと思う。このカテゴリでは、その「食べる」をどう仕組み化するかについて書いた記事をまとめている。この記事はその入り口として、僕がどう「食べる」の悩みと向き合ってきたかを、全体像として整理しておきたい。


    なぜ「食べる」は一人暮らしで一番崩れやすいのか

    一人暮らしの家事の中で、食事だけがやたら工程が多い。掃除は「掃除する」の一言で終わるが、食事は買い出し→調理→食べる→片付けという、最低でも4つの工程がある。しかもこの4つは、発生するタイミングも場所も違う。買い出しはスーパーで、調理と片付けはキッチンで、食べるのはリビングで。工程数が多いということは、それだけ「面倒」が発生するポイントが多いということでもある。

    しかも食事だけは、他の家事と違って「今日はやらない」が選べない。掃除をサボっても部屋が散らかるだけだが、食事をサボると空腹という形ですぐ跳ね返ってくる。毎日必ず発生するタスクなのに、工程は一番多い。この時点で、食事は一人暮らしの家事の中でも特に仕組み化の優先度が高い領域だと言える。

    だからこそ、一人暮らしを始めた人の多くが、最初は張り切って自炊を始め、そのうちフェードアウトしていく。僕自身もそうだった。


    自炊が続かなかった僕の話

    実際、僕は自炊が続かなかった側の人間だ。最初のうちは「一人暮らしなんだから自炊くらいちゃんとやろう」と意気込んでいたのに、気づけば「今日の夜ご飯どうしよう」と毎回悩む日々に逆戻りしていた。冷蔵庫を開けて、何も浮かばずに閉める。それを何日か繰り返して、結局コンビニに行く。そのたびに、自炊できなかった自分を少し責めていた。

    このあたりの経緯は自炊が続かない自分を責めるのをやめた話で詳しく書いたが、要点だけ言うと「頑張って自炊する」という前提そのものが間違っていた。自炊を続けるためには、自炊しない日があってもいいと最初から決めておく必要がある。完璧を目指すと、続かなくなったときに自己嫌悪だけが残る。

    この経験から学んだのは、「自炊を頑張る」というゴール設定そのものを見直す必要があるということだった。自炊は手段のひとつであって、目的ではない。目的は「無理なく食べ続けられる状態を作ること」のはずだ。そう考え方を切り替えてから、自炊以外の選択肢を積極的に探すようになった。


    「宅配」という選択肢 —— 三ツ星ファームを試してみた

    自炊を毎日の前提にしないなら、他の選択肢を用意しておく必要がある。僕の場合、そのひとつが宅配の冷凍おかずサービスだった。中でも実際に頼んで使い続けているのが「三ツ星ファーム」だ。

    正直に言うと、頼む前は半信半疑だった。冷凍の宅配食なんて、味も量もそこそこなんだろうと思っていた。値段もそれなりにするし、続けられなかったら無駄になる。そう思いながら、まずは試しに頼んでみた。

    実際に届いた商品を食べてみて、その印象はかなり変わった。味、量、解凍のしやすさ。一人暮らしの食卓としては十分すぎるクオリティだった。もちろん、良いことばかりではない。気になった点も正直にある。そのあたりも含めて実際に頼んでみた正直なレビューにまとめている。


    冷凍庫問題とコストの現実

    ただ、宅配の冷凍食にも現実的な壁がある。ひとつは冷凍庫のスペースだ。一人暮らし用の冷蔵庫は冷凍室が小さいことが多く、まとめて届いた冷凍おかずが入りきらないという問題に、僕自身ぶつかった。頼む量やペースは、自分の冷凍庫のサイズと相談しながら決める必要がある。

    もうひとつはコストだ。公式の定期便で頼み続けると、それなりの出費になる。毎食これに頼るとなると、自炊よりは確実に高くつく。このあたりを実際に計算して、一番安く買う方法を突き詰めたのがこちらの記事だ。公式の定期契約とAmazonの「訳あり品」、実際どちらがお得なのかをシビアに比較している。


    外食やコンビニも「仕組み」の一部にする

    自炊と宅配、この2つだけで語ってしまいがちだけど、外食やコンビニも立派な選択肢のひとつだ。「自炊が正解で、外食やコンビニは手抜き」というイメージを持っている人は多いと思うけど、そこに優劣をつける必要はないと思っている。

    大事なのは、それぞれの手段を「非常用」ではなく「常用の選択肢」として、あらかじめ仕組みの中に組み込んでおくことだ。「今日はコンビニでもいい日」を、罪悪感ではなく、あらかじめ決めておいたルールとして扱う。そう捉え方を変えるだけで、食事に対するプレッシャーはかなり軽くなる。


    食事を4ステップに分解する

    自炊、宅配、外食。それぞれの得意不得意が見えてきたところで、最終的に僕がたどり着いたのが「食事を4ステップに分解する」という考え方だ。買い出し、調理、食事、片付け。この4つを、それぞれ別の工程として捉え、工程ごとに「自炊でやるか、宅配やその他の手段に任せるか」を個別に決めていく。

    たとえば「買い出し」だけをネットスーパーに任せて、調理と片付けは自分でやる。逆に「調理」だけを宅配の冷凍おかずに任せて、買い出しと片付けは自分でやる。組み合わせは工程ごとに自由に決めていい。全部を自炊で頑張る必要はないし、逆に全部を外注する必要もない。

    この具体的なやり方はこちらの記事にまとめてある。「今週は仕事が忙しいから調理だけ楽をする」「今週は余裕があるから久しぶりに自炊してみる」というふうに、週ごと・日ごとに配分を変えられるのが、この考え方のいいところだ。


    「献立を考える」こと自体が一番のコスト

    食事の負担というと、買い出しや調理そのものを思い浮かべがちだけど、実際に一番エネルギーを使うのは「今日何を食べるか決める」ことだったりする。冷蔵庫を開けて、何も浮かばずに閉める。あの時間が地味にしんどい。

    宅配の冷凍おかずがラクなのは、調理の手間が省けるからというより、「今日はこれを食べる」という決定そのものを先に済ませておけるからだと思っている。届いた時点で選択肢が決まっているので、その日その日で悩む必要がない。判断そのものを減らせることが、体力面以上に精神面で効いてくる。

    ネットスーパーを使うようになったのも、同じ理由からだ。一度「よく買うもの」をリスト化しておけば、次からは選び直す必要がない。買い出しという工程自体を、毎回ゼロから考えるものではなく、ある程度パターン化されたルーティンにしてしまう。これも立派な仕組み化のひとつだと思う。


    「今日の自分」に合わせて手段を選ぶ

    自炊、宅配、外食、コンビニ。手段はいくつあってもいい。大事なのは、どれか一つに固定しようとしないことだと思っている。

    体調がいい日、時間がある日は自炊すればいい。仕事で疲れて帰ってきた日は、冷凍庫にストックしてある宅配のおかずを温めるだけでいい。それすら面倒な日は、コンビニでもいい。手段を切り替えることに罪悪感を持たなくていいというのが、ここまで書いてきたことの結論でもある。

    「今日はどれを使うか」を毎回ゼロから考えるのではなく、あらかじめ複数の選択肢を仕組みとして用意しておく。そうすれば、判断のコストそのものが減る。食事について悩む時間が減れば、その分のエネルギーを、他のことに使えるようになる。


    よくある疑問 —— 宅配は結局高くつくのでは?

    宅配の冷凍おかずを勧めると、必ず「自炊より高くつくのでは」という疑問が出る。結論から言うと、単純な食材費だけで比べれば自炊の方が安い。ここは正直に認めておきたい。

    ただ、比較すべきなのは食材費だけじゃない。買い出しに行く時間、献立を考える手間、調理と片付けにかかる労力。それらを含めたトータルのコストで考えると、話は変わってくる。自炊が続かずにコンビニと外食を繰り返してしまうくらいなら、計画的に宅配を組み込んだ方が、結果的に食費も労力も抑えられることが多い。実際の価格比較はこちらの記事で詳しく書いている。


    体調が安定しない日ほど、仕組みに助けられる

    僕は体調に波がある方で、調子がいい日と悪い日の差が大きい。調子がいい日は自炊も苦にならないけれど、悪い日は買い出しに行くことすら億劫になる。そういう日に「自炊しなきゃ」という前提しか持っていないと、食事そのものを抜いてしまいかねない。

    宅配の冷凍おかずをストックしておくと、体調が悪い日でも「温めるだけ」で済む選択肢が確保できる。これは節約や時短以上に、体調管理の仕組みとしての価値が大きいと感じている。元気なときの自分だけを基準に仕組みを作ると、しんどいときに機能しなくなる。しんどい日の自分を基準に仕組みを作っておけば、元気な日はもっと楽にこなせる。


    まとめ|「食べる」の仕組み化は、我慢をなくすこと

    一人暮らしの食事で一番よくないのは、「毎日ちゃんと自炊するべき」という思い込みに自分を縛って、結局続かずに自己嫌悪する流れだ。

    食べることは、生きている限りずっと続く。だからこそ、無理のある前提で仕組みを作ると、いずれ必ず破綻する。自炊、宅配、外食、コンビニ。それぞれの手段を、我慢比べの道具にするのではなく、状況に応じて使い分ける道具として持っておく。それが、一人暮らしの「食べる」を仕組み化するということだと思う。

    このカテゴリの他の記事では、それぞれの手段についてもっと具体的に書いている。自炊が続かなかった話三ツ星ファームのレビュー一番安く買う方法4ステップの仕組み化。気になったところから読んでみてほしい。

  • 夜ご飯って、あんなに頑張らなくてよかった|自炊が続かない自分を責めるのをやめた話


    「今日の夜ご飯…どうしよ…」

    仕事帰り、疲れきった頭の中で、ふと、どうしても考えなくてはならない夕食のことに頭を使う。

    帰って、家に何か食べるものがあるわけでもないし(わさびとか調味料ぐらいはあるけど)、あってもパッとは食べられない。ご飯とか弁当を買うにもスーパーに行かなきゃいけない。でも、体も心も頭も疲れていて、行きたくない、がすごい勢いで押し寄せてくる。

    でも、食べないとお腹減って眠れないだろうし…と思って、結局は重い体と心に鞭打って、スーパーに弁当を買いに行く。

    何かいい弁当ないかな…できれば美味しいやつ…と探すけど、あんまり変わり映えしない弁当たち。しかも、これ、量足りるのか?なんか栄養も微妙そうだし、なんかこれで買うのもな…でも買わないと食べるもの無いし…

    仕方ない。弁当買うか。

    と思って手に取った弁当。レジまで持っていくと、予想通り。この時間はレジが混む。地味に長い。別に待っていられないディズニーのアトラクションほどでは無いけど、疲れた今の自分にとってはジミに辛い。行列レジを疲れた…はよ帰りたい…なんて思いながら、やっと自分の番。

    弁当を買って、レジぶくろに入れて、手に持ちながら、さぁ、やっと帰るぞ…!スーパーに行ったことで少し遠回りした帰り道を何とか音楽聴きながら乗り越えて、家に到着。やっと帰ってきたぁ〜…!

    スーパーで買ってきた弁当を早速電子レンジに入れて、チンッ。想像を超えてこないあの弁当の美味しさ。美味しくはあるけど。うん、ごちそうさま。納得がいかない夕食。

    こんだけ頑張って買ってきたのに…そんな風に思ってました。

    きっかけは、推しの配信でした

    こんな生活、嫌じゃないですか?

    とりあえずで食べている毎食。疲れていても自分の体のために食事を用意しなきゃいけない、縛られる時間と気力。「ご飯を食べる」という当たり前だけど、多くの人が毎日行うこの行為。この大変さを払拭できたら。もし、簡単に、余計な気力や労力をほとんど使わず、美味しいご飯が食べられたら。

    本当にたまたまだったんです。好きなVTuberが三ツ星ファームの案件配信をしていました。

    いつも通り、疲れた心と体で、ひとまず癒されたくて、なにか推しの動画がないかと開いたら、三ツ星ファームの動画がありました。いや、ライブ配信中だったかもしれません。

    僕もご飯食べなきゃだし、でも気力ない。床に座り込みながら、推しの配信を10分ぐらい眺め、いや、さすがに動こう。

    当時は、炊飯器で3日前に炊いた5合のご飯の残りを茶碗によそって(よそうっていうか、分かる人には分かると思うけど、ご飯がゴンって固まっている、その塊を箸で持ち上げて、茶碗にのせて)、卵をかけて、醤油をかけて、、、まぜまぜ、、、ぱく…ぱく…。ご馳走様。

    ひとまずお腹は少しは満たせたし、卵というタンパク質もとったし。まぁ、ひとまず。夕食の満足度は推しの動画で補っていました。

    そして、卵かけごはんを食べた後も三ツ星ファームの案件配信をやっている推しを眺め、推しが美味しそうに食べているのを見て、いいな〜。

    確かに楽だろうけど。栄養も確かに摂れていそう?だけど。高いんだろうし、ぶっちゃけ本当に必要な栄養を摂れているのかなんて分からないし、推しは美味しそうに食べてるけど、スーパーの弁当と大差ないんだろうな。てか、冷食(冷凍食品)だから、なんならフニャッとして美味しくなかったり、あの冷食どくとくの冷食感もあるんだろうな。

    でも、、、まぁ、推し活として、推しが食べていたあのタルタルソースのサーモンフライは食べてみたいかも。推しと同じ食事は味わってみたい。

    そう思って、三ツ星ファームを動画を見ながら調べて、購入しようって思ったら…推しとのキャンペーン期間終了しとるやんけ(ってことで、書きながら思い出しました。アーカイブを見てますね)。

    まぁでも、タルタルのサーモンフライは美味しそうに食べてたし、食べたいかも。推しがオススメいうてたし。そう思って、購入を試みました。

    最初、たしか初期登録がいろいろと必要だったと思いますが、あんまり覚えていないくらいには大変ではありませんでした。手続きを進めていくうえで、7食・14食・21食の契約コースがあることを知り、7食だと1食800円台後半だったので、さすがにと思って14食コースを選択。

    メニューは推しの配信でも言ってたけど100種類以上から選べて、14個選ぶのは大変だったので、推しが配信で紹介していた二、三個のメニュー以外はおすすめを選ぶ機能があったのでそれで選択。魚のメニューが入っていたけど、そのときの気分が肉だったので、魚メニューはサーモンフライだけにして、二、三個はずして、肉メニューに変更して注文。

    と思ったのだけど、今注文すると、届くのが木曜日になることが発覚。冷凍食の宅配便なので、必ず受け取れる日じゃないと厳しい。ということで、この日は購入を断念しました。

    な〜んだ。

    って思いながら、三ツ星ファームのアプリの画面を閉じ、床に座りながらぐったりしていると、あれ、でも、もしこれで本当に時間が短縮されて、退勤後にスーパーに買い物行ったり、自分で料理作ったり、食器を洗う必要がなかったり、なのに、管理栄養士やミシュランシェフが監修して、栄養がバランスよくしっかり摂れたり、タンパクもとれたり、もし本当に美味しかったら、、、

    最高じゃね?

    そう思って、後日、土曜日に着くように三ツ星ファームの宅配をスタートさせました。

    そもそも、なんであんなに面倒だったのか

    実際に使い始めてから、あらためて考えたことがあります。

    なんで自分は、あんなに夜ご飯が面倒だったんだろう、と。

    食べるだけなのに。ただその日の夜ご飯を食べるだけなのに。

    献立考えて、スーパー行って、選んで、レジ並んで、持って帰って、温めて、食べて、片付けて。

    …多すぎる。工程が。

    自炊が続かないのは自分の意志が弱いからだと思ってました。でも、たぶん違う。疲れ切って帰ってきた頭に、この工程を全部やらせようとしていたのが無理だっただけ。今日の分の気力なんて、もう会社で使い切ってるのに。

    時短だけじゃない。「やらなきゃ」が消える価値

    ここが、この記事で一番書きたかったことです。

    正直に言うと、僕はかなりのめんどくさがりです。料理を作ること自体は好きなのですが、「作らなきゃ」「洗わなきゃ」という義務になった瞬間、途端に動けなくなる。

    一人暮らしあるあるだと思うのですが、こんな悪循環がありました。

    疲れて帰宅する → 洗い物をする気力がない → 「後でやろう」と水につけて放置 → 数日でシンクの水が濁って部屋が臭い → 疲れているのに「さすがに洗わなきゃ…」と葛藤しながら重い腰を上げる。

    しかもやっかいなのが、洗い物は実際には15〜20分で終わるのに、やる前の体感では「30分はかかりそう」と重く見積もってしまうこと。この見込み時間の重さで、動けなくなるんです。

    最近よく言われる「ウィルパワー(意志の力)」の話で、人はやるべきことを頭の片隅に抱えているだけで、脳の容量を消費し続けるそうです。実際に手を動かしていなくても、「洗い物が残ってる」と意識しているだけで、静かに疲れていく。

    三ツ星ファームを取り入れて一番良かったのは、実はこの「食事にまつわる”やらなきゃ”を、頭の中から丸ごと消せた」ことでした。

    浮いたのは時間だけじゃなく、脳の空き容量と、心の軽さだったんです。

    工程を1つ減らすというのは、単なる時短ではありません。「気にしなければいけないこと」を人生から1つ減らすこと。その余白を、自分が本当にやりたいことに使える。これこそが、一人暮らしを”仕組み化”する本当の意味だと思っています。

    あの日の自分に、教えてあげたい

    床に座り込んで、3日前のご飯の塊に卵をかけていた自分に教えてあげたい。

    夜ご飯って、あんなに頑張らなくてよかったんだよ、と。

    自炊が続かないのは、あなたが怠けているからじゃありません。工程が多すぎるだけです。だったら、意志を鍛えるんじゃなくて、工程の方を減らせばいい。

    一人暮らしの生活は、こうやって一つずつ「仕組み化」していけます。

    なお、実際に三ツ星ファームを頼んでみて、味はどうだったのか、料金はいくらか、冷凍庫に入るのか、時間はどれだけ減ったのか。そのあたりの具体的な話は、別のレビュー記事に正直にまとめています。気になる方はそちらもどうぞ。

    「食べる」の仕組み化について、全体像をこちらの記事でまとめている。あわせて読んでみてほしい。

  • 食事の負担を減らす4ステップ|買い出し→調理→食事→片付けをどう楽にするか


    一人暮らしの食事は、正直、僕にとって「食べる」以外の工程のほうが面倒だったりします。

    買い出しに行って、選んで、レジに並んで、帰ってきて、作って、洗って、片付ける。この一連の流れのどこか一つでも「めんどくさい」が発生すると、それだけで自炊全体がしんどくなります。

    僕は三ツ星ファーム(宅配の冷凍おかずサービス)を導入してから、この工程がごっそり消えました。今日はその「何が消えたか」を、工程ごとに分解して書いてみます。

    ステップ1:買い出しを消す

    Before: スーパーまで往復して、食材を選んで、レジに並ぶ。

    僕の場合、イオンへの往復だけで約5分、駅から自宅までの移動も含めると15分。そこに店内を歩く時間とレジ待ちが乗ります。往復2時間の通勤をしている身にとって、帰宅後にこれをやる気力を毎日ひねり出すのは、正直きついです。

    After: 買い出しという工程自体がなくなりました。

    平日の帰宅後に20〜30分のゆとりが生まれて、その時間をジムや副業、あるいは単純な休息に回せるようになりました。この「浮いた時間をどう使うか自分で選べる」という感覚が、地味に大きいです。

    ステップ2:調理の手間を消す

    Before: もともと「レンチンご飯+卵(紙コップ使用)」くらいで済ませる食生活でした。なので調理時間を単純比較はできませんが、それとほぼ変わらない手間で、ちゃんとした料理が食べられるようになりました。

    After: 主菜1つ+副菜2つ、いろんな具材を使った3品がレンジだけで揃います。

    火を使う調理は、レンジと違って「その場に縛られる」のがしんどいところです。レンジで温めている5分間は他のことができますが、コンロの前は離れられません。料理を作ること自体が好きな人ならいいのですが、「一人の食事にそこまで凝らなくていい」というタイプには、この5分の自由度が地味に効いてきます。

    コスト面では、最安プランで1食約600円。パックご飯(+約100円)や卵代を足しても、お弁当や食材を買うのと大差ありません。労力と時間を買っていると考えれば、コスパはかなり良いと感じています。

    ステップ3:片付け・洗い物を消す

    Before: 自炊すれば当然、鍋やフライパン、食器が溜まっていきます。

    After: 容器を捨てるだけなので、洗い物という概念自体がなくなりました。

    僕は箸を割り箸にして、ご飯を食べる容器も紙コップにしているので、本当に食器を洗う場面がありません。「食器を洗わなくていい」というのは、一見だらしなく聞こえるかもしれませんが、実家にいるときは普通に洗いますし、心に余裕があるときは今も洗えます。ただ、仕事や生活で体力と気力に余裕がないと、普段は当たり前にできていることができなくなります。これは意志の弱さというより、脳の仕組み上そうなる、という話に近いと思っています。

    食器が溜まらない安心感と、家に帰ればすぐ食べるものがあるという安心感。この2つが精神衛生に与える影響は、想像以上に大きいです。

    ステップ4:生ゴミを消す

    Before: 自炊すると野菜の皮や肉の脂などの生ゴミが出て、水道が汚れたり、ゴミ箱が臭ったりします。

    After: 生ゴミがほぼ発生しません(出ても卵の殻程度です)。

    三ツ星ファームの容器は紙皿で、プラスチックの使用も抑えられていて、個人的にはそこも気に入っているポイントです。ビニールの薄い蓋を少しはがしてレンチンし、あとは剥ぐだけで食べられます。ハサミすら使いません。毎日のことだから、この「一手間のなさ」が地味に効いてきます。

    おまけ:ゴミの量そのものも減る

    容器がきれいに重なるので、そのままゴミ箱に捨ててもかさばりません。自炊してゴミ箱に適当に放り込むより、ゴミの体積自体が小さくなる感覚があります。

    まとめ:消えたのは工程だけじゃない

    こうして並べてみると、消えたのは「作業」だけじゃなくて「面倒くさい」という感覚そのものだった気がします。

    自由時間が増えたこと以上に、「めんどくさい」がなくなったことが、思っていた以上に心に効いています。キッチンに縛られる時間がなくなり、食器を洗わなきゃという小さな負い目もなくなり、帰宅すればすぐ食べられるものがあるという安心感があります。

    これは怠けているというより、余裕がないときに余裕を取り戻すための仕組みだと、僕は思っています。


    この記事のシクミ

    食事まわりの「買い出し・調理・片付け・生ゴミ」という4つの工程を、宅配冷凍おかずに外注することでまとめて仕組みで潰した話です。浮いた時間だけでなく、「めんどくさい」という感覚そのものが消えるのが一番の効果でした。

    三ツ星ファームについては、実際に食べてみた正直な感想と、一番安く買う方法もまとめています。

    「食べる」の仕組み化について、全体像をこちらの記事でまとめている。あわせて読んでみてほしい。

  • 三ツ星ファームを一番安く買う方法|公式定期とAmazon「訳あり」、どっちがお得か本気で計算した


    三ツ星ファームを続けていると、だんだん気になってくることがあります。

    「これ、もっと安く買う方法ないのかな」って。

    僕もまさにそうでした。実際に食べてみて味も栄養も気に入ってるからこそ、どうせ続けるなら一番お得な買い方をしたい。でも公式サイトを見てもプランがいくつもあって、正直どれが一番安いのかパッと分からないんですよね。

    なので、今回は、自分の家計で実際に計算しました。公式アプリのプラン変更画面をスクショで裏取りして、通常料金・長期継続プラン・そしてAmazonで売ってる「訳あり品」まで、1食あたりいくらになるのかを全部並べてみます。

    先に結論だけ言うと、答えは大きく2つに分かれます。ガッツリ続ける前提で最安を突き詰めるなら公式の「長期継続応援プラン」、縛りが苦手だったりお試しで単発で欲しいならAmazonの「訳あり」。どっちが正解かは、あなたが定期便の縛りをどう感じるかと、冷凍庫の大きさで決まります。順番に見ていきますね。


    まず、公式の正確な料金(2026年7月時点)

    ここは事実の話なので、淡々といきます。すべて税込です。

    通常料金(都度・縛りなし)

    • 14食:11,458円/1食あたり819円
    • 21食:14,918円/1食あたり711円

    長期継続応援プラン(6回のお届けをお約束すると割引)

    • 14食:9,946円/1食あたり711円
    • 21食:12,650円/1食あたり603円

    見ての通り、公式だけで比べるなら21食の長期継続プラン(603円)が最安です。まとめるほど1食が安くなる、シンプルな仕組みですね。

    「6回お約束」と聞くと縛りっぽくて身構えるかもしれませんが、ここは僕も誤解してました。正しくは、6回続けたあとも、ずっとこの割引価格のまま。6回で終わりじゃなくて、6回約束すれば以降もずっと安い、というプランです。


    でも、僕は最安の21食にしませんでした

    ここが一番、僕が正直に書きたかったところです。

    本当は1食603円で一番安い21食にしたかった。計算上、それが最強なのは分かってる。でも、やめました。理由はシンプルで、一人暮らしの冷凍庫に、21食分が入りきらないから

    弁当って意外とかさばるんですよね。21個も詰めたら、他の冷凍食品も氷も入らなくなる。まとめるほど得なのは頭では分かってるんだけど、入らなきゃ意味がない。だから僕は、1食711円の14食・長期継続プランに切り替えました。

    「一番安いプランを選べませんでした」という、ちょっとカッコ悪い話です。でも一人暮らしで三ツ星ファームを検討してる人には、これが一番リアルに効く情報だと思う。最安を狙う前に、まず自分の冷凍庫と相談してください。


    ある木曜、定期便の「谷間」で初めて詰んだ

    ここからは、Amazonの訳あり品にたどり着いた実際の話です。ちょっと情けない話でもあります。

    木曜の夜、ふと気づいたんです。「そういえば来週分、配達されないじゃん。なんなら、金曜からもう三ツ星ファームのストック飯がない……」と。

    金曜くらいなら、まあTKG(卵かけご飯)とか、スーパーで何か買えば乗り切れる。でも、このままだと、土曜までもストック飯が無い。土曜のためにわざわざ食材を買って、料理までしなきゃいけない……? 自分の精神を最優先にしてる僕にとって、ここが大きな壁だったんです。ここ最近は三ツ星ファームのストック飯のおかげで、手軽に、栄養も考えられた美味しい食事にありつけていた。それが急にゼロになる。正直、けっこう苦痛でした。

    そこで、「同じような冷凍弁当で、すぐ届くやつないかな。noshとかもあるし」と思ってAmazonを漁り始めたんです。そしたら——三ツ星ファームがAmazonで買えることが発覚。しかも賞味期限が近いぶん安くなった「訳あり品」まである。「なにこれ最高じゃん、金曜さえ乗り切れば土曜は三ツ星にありつける!」と一瞬で舞い上がりました。

    ……で、配達日を見たら「日曜」。土曜の夜に実家へ向けて発つ僕には、間に合わない。安心した直後の絶望です。


    Amazonの「訳あり」は、安さの札。速さの札じゃない

    この一件で分かったのは、Amazonの三ツ星訳ありは「速さ」じゃなくて「安さ」で強いということでした。単発で頼めても、届くまでには数日かかる。だから“今日明日どうしても”という緊急用ではありません。

    でも、値段を調べてみたら、これがかなり優秀だったんです(※価格・在庫・配達日は変動します。最新は必ずリンク先で確認してください。以下は2026年7月時点に僕が見た価格です)。

    • 7食:6,000円/1食あたり857円
    • 14食:9,600円/1食あたり686円
    • 21食:12,800円/1食あたり610円

    気づきましたか。14食で比べると、Amazon訳あり(686円)のほうが、公式の長期継続プラン(711円)より安いんです。しかも6回のお約束もいらない。21食も、公式最安の603円に対して610円と、たった7円差。「縛りは正直しんどい」「まずは単発で試したい」という人には、これはかなりアリな選択肢だと思います。

    ただ、訳ありなので正直なデメリットもちゃんと書いておきます。メニューは選べません(届いたものを食べる)。賞味期限が短めなので、届いたら早めに消費する前提。そして常に在庫があるとは限らない。ここが引っかからない人にとっては、めちゃくちゃ賢い買い方です。


    じゃあ本当に急ぎのときは? ワタミの宅食を試した

    話を木曜の絶望に戻します。三ツ星は公式もAmazonも間に合わない。「もう別のでもいいから、なんかないか」と探して見つけたのが、ワタミの宅食ダイレクトの冷凍弁当でした。

    実際に買ったのはこれです。「いつでも三菜」7食セット(Amazonで4,780円=1食683円)。管理栄養士監修、塩分2.0g以下、食材10品目以上と、スペックはしっかりしてる。しかも、僕が見たときはAmazonでの配達が三ツ星より1日早かった。急ぎのときに“1日でも早い”は地味に効きます。

    正直な感想を書きます。まずくはない。ただ、味は三ツ星ファームのほうが少し上だった気がする。とはいえ、今のところエビチリしか食べてないので、全体の判断はこれから。ここは断定しません。

    はっきり違ったのは量です。三ツ星ファームが1食248g(麻婆茄子の例)なのに対して、ワタミの「いつでも三菜」は149g。容器も一回り小さくて、深さも体感1.5倍くらい浅い。写真に撮ってみると、サイズの小ささが結構目立ちました。そもそも三ツ星が350kcal基準、ワタミが250kcal基準なので、規格からして違う商品なんですね。


    「1食いくら」だけで選ぶと、たぶん損する

    ここで、さっきの数字をもう一度見てほしいんです。

    7食同士で比べると、ワタミ(683円)のほうが、Amazon訳ありの三ツ星7食(857円)より安い。数字だけ見たら「ワタミの勝ち」に見えます。

    でも、量が全然違う。三ツ星は248g、ワタミは149g。1食あたり100g近く差がある。円だけ見て選ぶと、「安いと思ったら量が半分強で、結局もの足りない」ということが起きます。1食の値段だけじゃなく、そこに何グラム入っているかまで見ないと、本当のお得は分からないんですよね。

    普段から三ツ星ファームのボリュームに慣れてると、ワタミはどうしても物足りなく感じる。逆に「そんなにガッツリ食べない」「とにかく早く届いてほしい」なら、ワタミの即納感と小ぶりさがちょうどいい、という人もいると思います。


    結論:1つのプランに、全部を背負わせない

    長々と計算してきましたが、僕がたどり着いた答えはこれです。

    食事の仕組み化は、1社・1プランに全部背負わせないほうがうまくいく。

    • 基地は公式の定期便にする。安定して届くし、値段もずっと同じで読める。僕は冷凍庫の都合で14食の長期継続にしました。
    • 最安を突き詰めたいなら、公式21食の長期継続(603円)。ただし冷凍庫に入るかは要相談。
    • 縛りが苦手・単発で試したいなら、Amazonの訳あり。14食なら公式定期より安いし、お約束もいらない。ただし届くのは数日先、メニューは選べない。
    • 本当に急ぎの谷間は、最短で届く宅配を札にする。三ツ星はAmazonでも数日かかるので、1日でも早く欲しいときは、僕の場合ワタミのほうが早く届きました。

    「三ツ星ファーム 最安」で検索すると、だいたい「◯◯プランが一番安いです!」で終わってる記事が多い。でも実際に一人暮らしで回してみると、最安プランが冷凍庫に入らなかったり、次が届くまでの谷間ができたり、急に必要になったりする。だから僕は、プランを1つに決めるんじゃなくて、状況で使い分けるのが結局いちばんラクで得だと思っています。

    冷凍庫に「いつでも食べられるものがある」だけで、疲れて帰ってきた日の安心感が全然違うんですよね。それが担保されてることのほうが、7円の差より、たぶん大事です。


    この記事のシクミ

    「買い出し」と「メニュー選び」の工程を、まとめ買いと単発注文で潰す。

    • 最安を突き詰めるなら、公式21食の長期継続プラン(1食603円)。ただし一人暮らしの冷凍庫に入るかを先に確認する。
    • 縛りが苦手・お試しなら、Amazonの訳あり(14食なら公式定期より安い)。メニューは選べず、届くのは数日先という点だけ割り切る。
    • 「1食いくら」だけでなく「1食何グラムか」まで見る。安さの正体は量とセット。
    • 1つのプランに全部背負わせず、基地(定期便)+安さの札(訳あり)+速さの札(最短で届く宅配)で使い分ける。

    ※料金は2026年7月時点のものです。特にAmazonの訳あり品は価格・在庫・配達日が変動します。最新の情報はご自身でもリンク先でご確認ください。この記事が、あなたの「どう買うのが自分にとって一番ラクか」を決める材料になってくれたら嬉しいです。

    「食べる」の仕組み化について、全体像をこちらの記事でまとめている。あわせて読んでみてほしい。

  • 三ツ星ファームを一人暮らしで頼んでみた|味・料金・冷凍庫・時短を正直にレビュー


    三ツ星ファーム、実際どうなの?というところだけ知りたい方向けに、頼んで食べた結果を正直にまとめます。

    先に結論から。

    • :想像よりずっと美味しかった(メニューによって濃さに幅あり)
    • :健康的な適量。大盛りでガッツリ派には物足りないかも
    • 冷凍庫:かなり場所を取る。14食で我が家の冷凍庫はほぼ埋まりました
    • 時間:買い出し〜片付けで2〜2.5時間かかっていた工程が、実働15分ほどに
    • 料金:1食711〜927円。コンビニ弁当より少し高い

    一人暮らしで、自炊が続かなくて、でも栄養も落としたくない。そういう人には十分アリだと思います。逆に食費を最安にしたい人には向きません。

    以下、ひとつずつ書いていきます。


    そもそも三ツ星ファームとは

    管理栄養士が監修した冷凍のおかず弁当を、定期的に自宅に届けてくれる宅配食サービスです。調理はレンジで温めるだけ。

    全メニューが原則、以下の”三ツ星基準”で作られています(※一部メニューを除く)。

    • 糖質25g以下
    • たんぱく質15g以上
    • カロリー350kcal以下

    メニューは100種類以上あって、和洋中からエスニックまで幅広く、しかも全部自分で選べます。ミシュラン経験のあるシェフが監修していて、冷凍弁当にありがちな「無難な味」ではなく、料理として楽しめる方向に振ってあるのが特徴。

    プランは7食・14食・21食から選べて、配送ペースは週1回〜月1回で調整可能。食数が多いほど1食あたりは安くなります。

    なお、継続利用で割引ランクが上がる「三ツ星ランク制度」もあります。使い続けるほどお得になる設計で、ゲームのランクを上げていく感覚に近い。


    味:想像よりずっと美味しい


    1食目は「コクと旨味のオニオンソースのハンバーグ」。温め方は500Wで5分半、チンするだけです。

    …で、肝心の味なんですけど。

    正直に言います。想像より、ずっと美味しかったです。

    冷凍弁当って、どこか「無難な味」を想像していたんです。栄養を優先している分、味は薄いんだろうな、と。でも実際は、名前の通りコクがあって、チーズと玉ねぎの甘みが効いた洋風ソース。味がしっかり濃くて、それでいてしつこくない。

    スーパーの弁当って、いつも「想像を超えてこない」んですよね。ここは、超えてきました。

    ただし、ネットの口コミには「味が薄い」という声も一定数あります。栄養バランスに配慮している分、そう感じる人もいるみたい。メニューによって濃さには幅があるようなので、しっかりした味が好きな人は、こういう”コク系”のメニューを選ぶのがおすすめです。

    量:健康的な適量。ガッツリ派には物足りないかも

    1食220〜270gほどで、メイン1品+副菜2品という構成。

    僕自身は、おかず一品としてこれで十分お腹がいっぱいになりました。ただ、ご飯を大盛りでガッツリいきたい大食いタイプの人には、少し物足りないかもしれません。その場合はご飯や汁物を足して調整すればOKです。


    冷凍庫:ここが一番の落とし穴

    正直、注文前に一番確認しておくべきなのはここです。

    届いたのはヤマト運輸のクール宅急便。箱の大きさは、2Lペットボトル6本入りのケースくらい。思ってたより、でかい。

    容器は1食あたり縦17.7cm×横18cm×高さ4cmほど。それが14個です。

    結論から言うと入りました。ただし、冷凍庫はほぼ使い切りました。

    冷凍庫って、「とりあえず」の避難場所になりがちじゃないですか。うちもまさにそれで、大きめの保冷剤、いつ入れたか思い出せない食材、炊いて冷凍したまま存在を忘れていたご飯…。一回それを全部出して、整理して、やっと14食分のスペースを確保しました。

    冷凍食品なので「早くしまわなきゃ」という焦りがある中で、冷凍庫の大掃除から始まるのは地味にしんどい(笑)

    そして、1食あたりが一番安くなるのは21食コースですが、今の冷凍庫だと21食は現実的に無理でした。

    まとめて頼むほどお得なのは事実ですが、入りきらなければ意味がありません。 注文前に自分の冷凍庫の空き具合を確認しておくことを、強くおすすめします。


    時間:2〜2.5時間が、実働15分に

    実際に取り入れて、食事の工程はこう変わりました。

    工程自炊の場合三ツ星ファーム
    買い出し帰り道にスーパー往復+レジ待ち+献立を考える(約30分+迷う負担)宅配で届く。受け取り&冷凍庫へ(約10分)
    調理メイン+副菜で約40分。面倒だと結局TKGや刺身に逃げがちレンジで5分半
    片付け実際は15〜20分。でも体感「30分かかりそう」で毎回億劫容器を捨てるだけ、ほぼ0分

    時間で見れば2〜2.5時間が、実働15分ほどに。

    あと地味に効くのが、温めている5分半、自分が何もしなくていいこと。自炊だと火を使っている間はその場を離れられないんですよね。焦がすかもしれないし、吹きこぼれるかもしれない。レンジは放っておけるので、その間に別の作業をひとつ片付けられました。

    もうひとつ実感したのが、体調が悪い日の強さ。二日酔いで料理をする気力がゼロ、食材もない、コンビニに行くのも面倒。そんな状態でも、冷凍庫にストックがあればレンジで温めるだけで温かい食事が出てくる。調子が悪い日ほど、ありがたみが分かります。


    料金:1食711〜927円

    食数が多いほど1食あたりが安くなります(税込・送料別)。

    プラン料金1食あたり
    7食6,485円927円
    14食11,458円819円
    21食14,918円711円

    送料は全国一律990円(北海道・沖縄は2,500円)。14食・21食コースは初回のみ送料無料です。

    初回は14食コースが割引になるキャンペーンもありますが、内容は時期によって変わるので、申し込み前に公式サイトで最新の情報を確認してください。ちなみに、公式定期便とAmazonの「訳あり」、どちらがお得かは別記事で本気で計算しているので、気になる方はそちらも参考にしてください。

    僕は14食コースで、初回11,458円。1食あたり819円ほどでした。コンビニ弁当より少し高いですが、「栄養のある食事を作る手間と時間を買っている」と考えれば、十分納得できる価格です。


    正直、イマイチだった点

    良いことばかりではないので、ここも正直に。

    1. 値段は安くはない

    食費を最安にしたいなら、もっと安い宅配弁当サービスはあります。ここは「時間と手間を買っている」と割り切れるかどうか。

    2. 冷凍庫のスペースを食う

    前述の通り。一人暮らしの小さめ冷凍庫だと、14食でもかなり圧迫されます。

    3. 受け取り日を選ぶ必要がある

    冷凍便なので、確実に受け取れる日を指定する必要があります。僕は平日の帰宅が19時を過ぎるので、土曜の午前を指定しました。注文したその日にすぐ届く、という感覚ではありません。


    向いている人・向いていない人

    向いている人

    • 自炊が続かず、コンビニ食に栄養面の不安がある一人暮らし
    • 料理そのものより、買い出し・調理・片付けの「時間」を減らしたい人
    • 多少お金を払ってでも、その分の時間と手間を買いたい人

    向いていない人

    • とにかく食費を最安にしたい人(もっと安い宅配弁当はあります)
    • がっつり量を食べたい人
    • 冷凍庫にほとんど空きがない人

    まとめ

    三ツ星ファームは、「食費を極限まで切り詰めるための道具」ではありません。「自炊という面倒な工程を、お金と仕組みで消すための選択肢」です。

    僕自身、「意志で頑張る自炊」から「仕組みで回る食事」に切り替えたことで、夜の時間の使い方が変わりました。

    ちなみに、そもそも僕がなぜここまで「食事を用意する」ことを面倒に感じていたのか、そしてなぜ工程を消すことが単なる時短以上の意味を持つのか。その話は別の記事に書いています。よかったらそちらもどうぞ。

    「食べる」の仕組み化について、全体像をこちらの記事でまとめている。あわせて読んでみてほしい。