土曜日、同僚何人かと花火大会に行ってきた。そのあとご飯を食べて、初めてシーシャにも行って、結局朝帰りした。日曜日の朝に帰ってきて、そのまま一日ゴロゴロして終わった。
普段の土日なら、トレーニングをして、副業をして、余った時間は体力回復のために体を休める。誰かとどこかに出かける、ということはあまりしない。
それなのに、月曜の朝、いつもより少し清々しい気持ちで出社できた。
花火が効いたのか、シーシャが初めてだったのが効いたのか、家族以外の人と遊んだことが効いたのか。正直、どれが要因かは分からない。全部かもしれない。ただ一つ言えるのは、普段と違う行動を取ってみたことが、何かしらの形で効いたということだ。
なぜ「普段と同じこと」をしていると、状況は変わらないのか
ここでもう少し理論的に考えてみたい。
人は、何もしなくても刻一刻と歳を取る。これだけでも「条件」は毎回変わっている。ゲームで遊べば、毎回勝敗は違う可能性がある。アニメやマンガを見ていても、見ている回や作品は毎回違う。
つまり、条件は少しずつ違っているのに、辿り着く「未来」はいつも同じ、ということが起こる。
これ、「シュタインズゲート」のアルファ世界線とベータ世界線の関係で考えるとイメージしやすい。主人公は、同じような選択を繰り返しているだけでは、目的の世界線(ベータ)にたどり着けなかった。試行錯誤して、意図的に違う変数を動かすことで、初めて違う未来にたどり着けた。
日常も、これと同じ構造なんじゃないかと思う。状況を変えたいなら、今いる世界線から半歩でいいから抜け出してみる。普段の自分が「そういえばやっていなかったな」と思うことを、試しにやってみる。
「ベータ世界線」に移るための変数
じゃあ、具体的にどんな要素を動かせば、いつもと違う世界線に移りやすいのか。思いつく変数を挙げてみる。
- 関わる人(誰と過ごすか)
- 性別
- 人数
- 国籍
- 知っている人か、知らない人か
今回の場合、僕にとっては「家族以外の人と、普段しないことをする」というのが動かした変数だったんだと思う。
多くの人は、何が変数で何が定数か分かっていない
ここが一番書きたかったことなんだけど、多くの人は、何が「変数」で何が「定数」なのか、実はちゃんと考えられていない。いや、考えてはいるんだろうけど、精度が低い。
- 本当は定数なのに、変数だと思って無駄にいじろうとする
- 本当は変数なのに、定数だと思い込んで放置する
- 変数ではあるけれど、係数が0.000000000001くらいしかついていない変数を、一生懸命動かそうとする(動かしても結果にほぼ影響しない)
- 逆に、係数が100くらいついている強力な変数を、なぜか誰も動かそうとしない
僕も完璧に見極められているわけじゃない。ただ、試行錯誤しているうちに、以前よりは「これは動かす価値がある変数か」を意識できるようにはなってきた気がする。
まとめ
日常を、こんな風に方程式として見てみるのはどうだろう。数学者からは「タイトル詐欺だ」と怒られそうだけど、感覚としてはそう遠くない。
もちろん、毎日「今日の変数は何だろう」なんて考えて過ごすのは疲れるだけだと思う。そこまでする必要はない。ただ、何かを変えたいと思ったタイミングでふと、「これは動かせる変数なのか、それとも変えようのない定数なのか」「動かすなら、ちゃんと係数の大きいものを選べているか」くらいは、頭の片隅で考えてみてもいいのかもしれない。
普段のコンフォートゾーンから、ほんの半歩でいい。抜け出してみると、思ったより世界線は変わる。
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